超買い手市場
6月13日(月) 札幌滞在中
朝4:00だというのにものすごく明るい。
昨日、YOSAKOIソーラン祭の最終日。札幌は盛り上がっていた。
札幌へは、伊丹から羽田経由で千歳入りしたのだが、
伊丹のANAラウンジで今や読売テレビ解説員になった辛坊治郎氏を見かけた。
(ちょっとミーハー気分です)
伊丹から羽田へ向かう機内がちょっと面白い空間だった。
狭い機内、少しでも広いスペースが欲しい私は非常口座席を指定する。
いわゆる『お見合い席』『ご対面席』などといわれるあの席です。
(以前は下心が無かったと言えばウソになるが(笑)、
今は狭いのがイヤなので純粋に足下が広いところを希望して指定している)
CA(スチュワーデス)の人が
『正面に訓練生が座りますがご了承くださいませ』と声をかけてきた。
この時期、どこの企業でもそうだが新人達が実社会にデビューしてくる。
新人教育担当と訓練生と言う組み合わせ。
さらに、私の隣に座ったのは明らかにCAの就職活動という学生。
後で気が付いたのだが、いかにもな髪型の同じタイプの学生が複数名いた。
おそらく面接も最終段階に近づいて、会社がこの便を手配したのだろう。
隣に座った学生、CAの一挙手一投足に注目し、目を輝かせている。
手には『面接対策ノート』と表紙に書かれ、中には何やらビッシリ書き込み。
職業に対する情熱というよりも執念のようなモノを感じた。
とにかくCAという存在が『憧れの的』なのであろう。
欧州の航空会社に勤める友人曰く、
CAは欧米へ行くとブルーカラー、つまり肉体労働者という区分になる。
しかし日本を始め、アジア圏では花形職業なのだそうだ。
$1=\360時代の頃は確かに超花形職業であった。
古くは堀ちえみ、最近では松島菜々子が(財前直美は置いといて(笑))
イメージ向上に貢献しているとは言え、最近ではコンサルになるきっかけ?で
書いたように、必ずしも条件が恵まれているとはいえない。
そんな厳しい職業であるのにこれだけ熱心に就職活動をする職業も珍しい。
就職のための専門学校や就職浪人もするようだ。
(私の友人にも3〜4年受験し続け、やっと就職した人もいる)
これほど条件が良いわけではないのに
超買い手市場な業界は他にあるのだろうか?
ここまで職業イメージが先行すると、企業としてはありがたい限りだ。
新卒採用のコンサルティングを行っている某企業の手法は
やはりイメージ戦略だ。
企業紹介ビデオや会社案内など、ストーリー性やビジョンをかっこよく見せ、
イメージ先行型でアピールしていく。
そういったキレイなシーンばかりで入社を決めた者は
実際に就職してみると入社前のイメージと現実の厳しさの落差にショックを受け
スグに辞めていくのだが…(笑)
ちなみにその企業のコンサルティング内容で、面接手法の一つに、
『美人は無条件に最終面接まで残せ』というのがあるそうだ。
すると東大・京大君や早慶君たちが『こんなキレイな子と一緒に働けるかも…』
と勘違いしてくれるそうです。怖いですね〜。
ま、商社や損保のように結婚要員として一般職を採用している
企業ももあるくらいですから…。
しかし、訓練生が一言一句間違わないようバカ丁寧に話し掛けている姿と、
その憧れの一年先輩のサービスを羨望の眼差しで受ける学生。
高校生の演劇のようなあまりの違和感に思わず笑いがもれてしまった…。
何はともあれ、この学生さんにはがんばってもらいたいものである。
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